こんにちは。 オジキャンです。
今回は、これからのゴルフライフを左右するかもしれない、ちょっと気になるテーマについてお話ししたいと思います。
プロのアスリートにはあまり関係のない話かもしれませんが、私たちアマチュアゴルファー、特に中年世代にとっては無視できない問題です。 これからゴルフを始めようとしている方々や、週末のラウンドを楽しみにしている仲間たちにとっても、「ゴルフの裾野」が広がるかどうかは大きな関心事ではないでしょうか。
そんな悩ましくも大切なポイントを、今回はじっくりと掘り下げてみたいと思います。
若者の「スピード重視」VS 年配者の「丁寧さ重視」
近年、ゴルフ場で「プレーの進行」をめぐる摩擦が増えています。若者は「早く回りたい」という効率重視の姿勢を見せる一方、年配者は「一打ごとにこだわりたい」という伝統的なスタイルを守ろうとします。この違いが、SNSなどで論争を巻き起こしました。
1.若者の特徴
- 時間を効率的に使いたい
- SNSや動画で「スピードゴルフ」文化に触れている
- ラウンド後の予定も重視する傾向
2.年配者の特徴
- 一打ごとのルーティンを大切にする
- ゴルフを「礼儀と作法のスポーツ」と捉える
- 慎重さがプレーの美学につながる
初心者が理解すべき「ゴルフ場の暗黙ルール」
- プレーファスト(進行を遅らせない)は基本中の基本
- ただし「急ぎすぎて雑になる」こともマナー違反
- 重要なのは「周囲のリズムに合わせる」こと
つまり、ゴルフ場で最も大事なのは「自分のスタイルを押し付けない」ことです。
これは、どのスポ-ツ、職場でも同じですかね。。。
ゴルフ関係者が進める対策
この問題に対して、ゴルフ場や関係者はさまざまな取り組みを始めています。
①プレーファストの啓蒙活動
- 日本ゴルフ協会(JGA)は「プレーファスト宣言」を掲げ、進行を意識したプレーを推奨。
- ゴルフ場の掲示板やスタート前のアナウンスで「進行の目安」を伝えている。
②マーシャル(進行管理スタッフ)の強化
- コース内を巡回し、進行が遅れている組に声掛け。
- 若者にも年配者にも「公平に」注意することで摩擦を減らす。
③新しいゴルフスタイルの導入
- 「スピードゴルフ」や「9ホールプレー」など、短時間で楽しめる形式を導入。
- 忙しい若者層に対応しつつ、従来の18ホール文化も尊重。
※ここで、、、プレイファーストとは「優先権」であり、順番を守って進めましょう。 プレイファストとは「スピ-ドアップ」が優先と、一打の重さが変わってくる可能性につながる?
まとめ
ゴルフ場での「若者 VS 年配者」の摩擦は、単なる世代間の違いではなく、ゴルフ文化の多様化を示しています。初心者にとって大切なのは、ルールやマナーを理解しつつ、周囲と調和してプレーする姿勢です。
結局、ゴルフ場で問われるのは「技術」よりも「人間性」なのです。
少子高齢化、多様化するスポーツの価値観、そして指導者のあり方や世代間のギャップ——
これらは、ゴルフだけに限らず、いま世界中のスポーツが向き合っている課題です。
「夢」を描く形も人それぞれ。 大きな賞金や世界の舞台を目指す選手もいれば、国内で自分らしく輝きたいと願う選手もいます。 たとえば、世界への扉を開いた岡本綾子プロのような存在がいれば、小祝さくら選手のように日本での活躍を大切にする選手もいます。 どちらが正しいという話ではなく、それぞれの「選択」が尊重される時代になってきたのかもしれません。
ただ、どんな時代になっても、ゴルフというスポーツが「効率」や「結論」ばかりを追い求めるものにはなってほしくない。 なぜなら、ゴルフの本当の相手は、自然であり、自分自身だからです。 風の向きに耳を澄ませ、芝の感触を足で感じ、心の揺れと向き合う—— そんな時間が、世代を超えて私たちをつないでくれるのだと思います。
若い世代も、そして中年世代も。 それぞれの歩幅で、同じフェアウェイを歩いていけたらと思います。
では、またです。
冬場は、室内ゴルフでみっちり「基本」づくりに限る!
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