世界最高峰の舞台に立ち続けることの難しさ
渋野日向子選手が挑戦しているアメリカの女子ゴルフツアー(LPGAツアー)は、まさに世界のトップ中のトップが集まる場所。一度出場権を得ても、翌年も出場し続けるには厳しい成績基準をクリアしなければなりません。
シード権を守るための「80位以内」という壁
LPGAツアーでは、年間の成績で80位以内に入らないと翌年の出場権(シード)を失ってしまいます。渋野選手は2025年シーズン、惜しくも104位でフィニッシュ。わずかに届かず、自動的な出場権を逃してしまいました。
日本とアメリカ、出場権をかけた戦いの違いとは?
日本のQT(予選会)は「再挑戦の場」
日本の女子プロゴルフツアーでは、シードを逃した選手がQT(クオリファイングトーナメント)に出場し、翌年の出場権をかけて戦います。
4日間の試合で上位に入れば、再びツアーに戻るチャンスが得られます。
- 試合日数:4日間(72ホール)
- 出場枠:上位50〜60位程度
- 国内開催で移動の負担が少ない
- 精神的なプレッシャーはあるが、比較的穏やか
アメリカのQシリーズは「世界中の精鋭が集まるサバイバル」
一方、アメリカのLPGAツアーでは、出場権を得るためにQシリーズという超過酷な予選会に挑む必要があります。
これは、5日間で90ホールを戦い抜き、上位25位以内に入らなければ出場権は得られません。
- 試合日数:5日間(90ホール)+途中での予選カットあり
- 出場枠:上位25位のみ
- 世界中のトップ選手が集結
- 海外開催で費用・移動の負担も大きい
- 精神的・体力的に極限の戦い
渋野選手の覚悟と挑戦
「ここで戦わなきゃ」——渋野選手の強い意志
渋野選手は、シードを逃した今もなお、アメリカツアーで戦い続けることを選びました。
「ここで戦わなきゃいけない」「結果を残さなきゃいけない」と語るその姿からは、世界に挑む覚悟と情熱が伝わってきます。
夢を追い続ける姿に、私たちは勇気をもらう
アメリカツアーへの道は、まさに「いばらの道」。
でも、渋野日向子選手はその道を、笑顔と覚悟で歩み続けています。
夢を諦めず、何度でも挑戦する姿勢は、ゴルフファンだけでなく、すべての人の心を打つはずです。
